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■塾?家庭教師?
塾講師や家庭教師を長年経験した立場から
塾と家庭教師について
感じたことを話したいと思います

まず、
「塾と家庭教師ではどちらが良いのか?」
というよくある質問ですが、その質問に答えることは出来ません。
生徒の資質や先生の能力
または、相性にも大きく左右される問題なので
明確な答えを出すことは不可能です。
しかし、
塾に通うだけで成績が上がりますか?
家庭教師を頼めば成績が上がりますか?
という質問には
はっきりとNO!と答えられます。
それは、
塾や家庭教師は勉強の手段でしかないのです。
そもそも高い授業料を払って、保護者が求めるのは
成績をあげて欲しいところにあります。
塾か家庭教師かを考える前に
まずは、どうしたら「成績が上がる」かを考えるべきなのです。
(1)成績を上げる3要素
成績を上げるには
@やる気(目標)を持つこと
A適切な勉強方法を身につけること
B継続させること
の3要素が必要です。
そして、塾も家庭教師もA適切な勉強方法を身につけることを中心に
仕事をしている場所なんだということを理解して下さい。
よく、親が「教えられないから」と言って
塾や家庭教師に勉強をまる投げしてしまう保護者がいます。
確かに勉強を教えることは難しいかもしれませんが、
「やる気を持たせる」ことと「継続させる」ことは
本来ご家庭で行うべき役割なんです。
ご家庭で放棄してしまっては絶対にいけません。
※質の高い塾・家庭教師は@やる気B継続まで関わってくれます。
成績を上げる3要素を理解した上で、
塾か家庭教師かを考えてください。
塾と家庭教師は似ているようで違うものです。
「友達に誘われたから」とか「お金が安いから」などの理由だけでなく
子供の性格や現状の成績を踏まえて、
どちらが向いているのかを決めるようにしてください。
ここからは選ぶ際の参考になるように
例を挙げて説明していきます。

(2)「塾ってどうなの?」
私達には学習塾の講師経験者も多く、
さまざまな子供に接してきました。
同じように指導しても、飛躍的に成績が伸びる生徒もいれば、
全然上がらない生徒もいます。
どうしてでしょう?
その第一の原因は
クラス授業が合わない生徒がいるということです。
作業が遅い子、物覚えが他の子と比べ遅い子、質問が全然出来ない子
そういう生徒は、クラス授業が向いているとはいえません。
1対1の個別指導か家庭教師が向いています。
塾で「キミはクラス授業には向いていない」とは
なかなか教えてくれません。
その結果、
大半のクラス授業に合わない生徒が、
そのまま通い続けることになるのです。
(もちろん成績は上がりません)
また、こんな生徒もいます。
成績が上がらない理由を塾のせいにし、塾を次々と変える生徒です。
このケースの場合、
塾が悪いのではなく、
生徒自身が塾に向いていないと考えるべきです。
塾で成果が上がっている生徒にも
こんな落とし穴があります。
塾の場合、良くも悪くもカリキュラムが決まっています。
しっかりした塾ほど、受験までの指導体制が決まっており、
全てにおいて安心です。
塾に任せていれば
勉強も進路相談も資料集めも
全て間に合ってしまうのですから・・・。
高校受験まではそれでいいでしょう。
しかし、高校に入るとそうは行きません。
選択の幅、勉強量が断然多くなり、
何でも自分で考え自分で決めなくては
ならなくなります。
塾に任せっぱなしだった生徒には
その習慣が身についていません。
その結果
塾に頼っていた生徒ほどあとで苦労します。
塾に頼るのもほどほどにして、自分で決める習慣をつけるように!
※他の塾に興味が出てきたら、講習会に参加し自分に合うかを
確かめてみると良いでしょう。
※成果が上がっている子は問題ありません。今の塾で頑張ってください。
補足(本音です)
もちろん、塾にはたくさんの長所があります。他の学校の生徒とも張り合えるし、
塾のカリキュラムで進んでいけば良いという安心感もあります。
そして情報量も多いですね。
そして、私が強調したいのは、
平均的な先生の指導力は塾の方が圧倒的に高いという事実です。
塾とは生徒をお客様とした結果のすぐわかるサービス業。
つまらない授業を続ければ生徒に辞められてしまい、解雇されます。
当然講師としての責任感・緊張感を持って、
授業についてよく研究をするようになります。
塾の講師はわかりやすくなければくびになってしまうのです。
※いろいろな性格・成績の混じっている多人数クラスに指導することは大変です。
一人前の塾講師と言えるまでには3年かかるといわれています。
(3)「家庭教師はどう?」
次に家庭教師について話します。
家庭教師という指導スタイルの特徴ですが、
塾と違って、となりで一人の生徒をずっと見ているわけです。
生徒は手を抜くことが出来ません。当然寝ることなんてありえません。
当然、同じ90分でも中身が濃いものとなります。
また、何でも話せる環境にあり、
分からないところはすぐ質問するようになります。
そして、どんな問題でも頼る人がいないから
自分で考えるようになります。
つまり、
一方通行だった学習スタイルが
「自分で取り組む」→「わからないところは質問」→「理解」
といった自立スタイルに変わります。
この学習スタイルは、家庭学習の習慣づけに直結していくんです。
また、家庭教師は塾と違い、
必要な教科・単元を学習できるのも特徴です。
このように考えると家庭教師という指導スタイルは
理想のスタイルだということがわかると思います。

補足(良いことばかりではありません)
家庭教師は理想的な手段であることを説明してきました。
ただし、質の良い家庭教師にめぐり合えたらという条件つきです。
ご存知のように家庭教師業界はネガティブなイメージを持たれており、
事実、トラブルも数多くあります。
家庭教師という手段でお子様の成績を上げようと思った保護者の方は
業者の過剰な宣伝や、一方的な営業トークに乗せられないよう、
十分注意して下さい。
そして質の高い家庭教師にめぐり合うようホームページなどを通して
十分に調べてから決めてください。
家庭教師の実態を知りたい方は
家庭教師の裏事情をご覧下さい。
塾か家庭教師かで悩んでいる保護者の方は
どうぞ問い合わせフォームがありますので
お気軽に質問ください。
誠意を持ってお答えします。
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